大阪人には馴染みのないあんこう。先日はじめてアンコウを食べましたんですが、めちゃんこ美味かったんだな。てなことで、初アンコウ鍋の思い出とアン肝ポン酢の作り方・レシピを綴っておきます。
初あんこう鍋の思い出
今回の主役
かわいい。あんこうの捌き方はフグと似ているそうですが、私は出来ないので魚屋さんにお任せしました。
あんこうの下処理
アンコウの身やアラは、鍋に入れる前にさっと湯通しして、アンコウ独特の臭みやヌメりを取っておく。こうすることで美味しく食べれます。
湯通ししたあんこうの身とアラ。
今回はあんこうの皮も湯通しして鍋に投入しました。あんこうの皮はコラーゲンが多く含まれてるそうで、めちゃくちゃぷるんぷるんです。
*うどんだしやお好みの出汁と刻んだあんこうの皮を一緒に煮込んで、保存容器に入れて冷蔵庫で一晩冷やすと、翌日には煮こごりが出来ますよ。
今回は水炊きにしました。白菜・水菜・ネギ・シイタケ・エノキなどなど、お好きな野菜とあんこうを一緒に炊いて、アクを取り除いたら完成。あんこうは湯通ししてもアクが出るのでご注意ください。
茹で上がったあんこうをポン酢につけたら…って、湯気で真っ白やん。
茹で上がったあんこうをポン酢につけていただきます。あんこう、美味しい!身の弾力がフグよりも強くて、食べ応え抜群。それでいて、身にあんこう特有の味があるから「私、いまあんこう食べてるやん~。」と実感できます。
あんこうのアラや皮は身よりもぷるんぷるんの食感で、これまた食べ応えあり!
では、続きましてあん肝ポン酢。
あん肝ポン酢の作り方・レシピ
あん肝の血管と表面の薄皮を取り除く。
あん肝の臭みを取るため、酒:水=1:1の液体に30分浸ける。
あん肝をラップで2重に包み、両端をくるくる巻き密閉する(ソーセージの形)。
3を弱火で20分ボイルし、火を止めて鍋の中で10分置き、余熱を通す。
4を一口サイズにカット。ポン酢とお好みの薬味をのせて完成!
今回作った、あん肝ポン酢がこちら!本来は加熱後にしっかり冷やして固めるのですが、今回は加熱後にすぐ取り出したので、あん肝がやわらかい状態のままでした。
家族や親族にはやわらかいあん肝が好評で、またいつか作ってくれと依頼されるほど。しかし、痛風持ちの私は一口だけ食べて終わりました。嗚呼、悲しい。
初あんこう鍋、そして初あん肝ポン酢作り。とても美味しくいただき、とても楽しく無事終えることができました。次回はいつになるやら。