ビールかけに憧れて「酒浴(さけよく)」刺繍を作った

プロ野球チームが優勝したときにする「ビールかけ」、あれいいですよね。やりたいけどそのへんでやったら迷惑やし臭いし処理がめんどくさい。
「ならば、刺繍しちゃえばいいじゃない。」と鶴の一声で出来たのが「酒浴」刺繍。2024年に作ったやつですが、なかなか渋いんでアップしておきます。
「酒浴」刺繍が出来るまでの流れ

まずは酒を浴びるおっさんを刺繍。ロン毛&グラサン、外国人助っ人の設定です。

おっさんが縫い終わったら、文字を縫い縫い。

アウトラインステッチで「酒浴」の縁を縫います。

あとは中を白糸で埋めていくだけ。

もうちょい!

ついでに漢字の中を黄色の糸で埋めて、完成!

こだわりは「浴」の口の部分が、梅干し食べたばあさんのすぼんだ口みたいなところ。
「酒浴」刺繍に使った糸

いずれもCOSMOの刺繍糸で、番手は以下の通り。
- #100 ホワイト
- #600 ブラック
- #301 イエロー
- #4311 ブラウン
- #338 グリーン
カナリヤ楽天市場店
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で、結局あげました。
酒浴を「さけよく」と呼んでいたのね、忘れてました。この記事のタイトルに入れておこう。
今頃、酒浴刺繍は彼のズボンの一部になっているであろう。ビールファイトに憧れているあなた、手刺繍で「酒浴」縫ってもええんやで。
ちなみに
ビールかけの始まりをchatGPTに聞いてみたところ...
最初に行ったのは:
1961年、南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)
- 発案者:南海ホークスのエースピッチャー・杉浦忠選手が発案したと言われています。
- きっかけ:アメリカ・メジャーリーグで、シャンパンをかけて祝う文化を目にして感動し、「日本でもやりたい」と言ったのが始まり。
- 内容:ビールを頭からかけ合いながら優勝を祝うイベントとして定着。
なぜシャンパンでなくビールなのか?
- 日本では当時シャンパンが高価だったため、代わりに庶民的な「ビール」が使われたそう。
- また、スポンサーとしてビール会社がついていたことも多く、PR的にもビールが好都合だったとか。
ちなみにMLB(メジャーリーグ)では…
- MLBではもっと早い時期(1940年代後半〜1950年代)から「シャンパンファイト」が優勝時に行われており、これが日本のプロ野球に影響を与えたとされています。
- オリックスのイチロー選手は「ビールは飲むものだ」と言って1996年の優勝時に参加を拒否したという逸話も。
これまたひとつ勉強になりましたな、サンキュー。
ちなみに、私の好きなビールはサッポロ赤星です。
2025-07-30 by
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