面白いブログって「なにげない日常+ちょっと個性スパイス」

昨日久々にブログを書いた。その後シャワーを浴びている時に「情報が氾濫してるうえ、AI爆速進化中の現代において、ブログってどうなのよ?」という問いが、ふと頭に浮かんだ。

AI最前線の現代に情報だけを発信するブログは、素手でマイクタイソンにボクシング挑むようなもん。一瞬でKOされて、ペットのホワイトタイガーにとどめを刺されてしまうのは、火を見るよりも明らか。

んー、ならばどうしよう。私がときどき見るブログはどんなものか考えてみた。

もちろん情報が詰まったブログも時には見るが、結局ついつい見てしまうのは、日記のようなブログ。

例えば、つい失敗してしまった話をちょっとだけ感情込めて書いてたり、何気ない出来事にその人の考えがちょっとだけ見えるような文章など。

つまり、なにげない日常(失敗談や出来事)+個性スパイス(感情や考え)の組み合わせ。

ただここで重要なのが、個性スパイスの量。リアル中華料理や東南アジア料理で見かける”パクチーどっさり”みたいに個性スパイスの度が過ぎると、読み手の私はなんだか読む気が失せてしまう。

かと言って、なにげない日常だけを綴っていても、それはそれで物足りない。ちょっとだけ個性スパイスがほしくなるんよ。

そういや思い出したが、私の高校時代ってちょうどMixiやブログとやらが、パカパカ二つ折りガラケーで見れるようになり、界隈ではブログがちょっと流行っていたときがあった。

そして、当時の高校の友人数名でなぜかブログをやることになり、私も参加することに。めんどくさいからなにげないアホなことをテキトーに書いていたら、友人の1人が「なかなかおもろいこと、書いてるやん。」とちょっと顎を突き上げて言ってきたなー。仲ええやつやったから別にええけど。

まあそのあとは界隈でのブログブームがすぐ廃れて、ものの1ヶ月ほどでたしか閉鎖したような。

その時のブログの内容は一切思い出せないが、なにげない日常+個性スパイスの程よいバランスで書いていたのかも。まったく根拠はないが、そんな気がしている。

あと、よくブログで見かけるのが、愚痴や不満。SNSでも同様のことが氾濫しているそうだが、それは私はいただけない。ここは”河島英五の時代遅れイズム”で、「男の嘆きはほろ酔いで酒場の隅に置いていく」ようにして、オンラインの世界に書くのはやめておく。

というわけで、このブログも何気ない日常+ちょっと個性スパイスの法則に従って書いていこうと思う。

ちなみに私がつい見てしまうブログの1つでオススメなのは、Popeye Magazineで上白石萌歌が書いている「ひとりがたり」です(ブログというよりエッセイかも)。文章がなんかおもろいんよね。ではでは。

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