壱岐島で作った刺し子や手刺繍作品たち【2025年4月】

サラシニストTシャツ

2025年4月に壱岐島でみなとやゲストハウスとチリトリ食堂の周年イベントに参加させてもらい、刺し子や手刺繍作品を並べてぽつんと佇んでました。すると、いろんな方に興味を持っていただき、「これ作ってー」「こんなんほしいー」など、たくさんの声を頂きました。

そして、滞在先のみなとやゲストハウスでいろいろ作っていると、女将が「にしやん、もうちょっと滞在していいよー」と、なんとも優しいご提案をして下さいました。

そのご厚意を150%真に受けたアホな私は大変厚かましく、10日ほど滞在して作品作りに没頭するという暴挙に出ました(たぶん女将もこれは想定外)。

その感謝も込めて、その滞在時に作った作品を振り返ります。(と言っても、すべてInstagramですでに紹介してるんですが、SNSの刹那性が作品を過去に追いやるので、ここでもう一度スポットを当てます。)

前書きが長ーくなりましたが、ではどうぞ!

作品たち、どん!

1.ビールノミタイキャップ

まずはこのキャップ。徳島で藍染したキャップに好きな刺繍をたくさんして完成させました。お姉さまからは刺し子で文字入れだけ依頼されたんですが、酒が入って上機嫌だった私は「ビールの刺繍も入れますね!」なんて言ってしまいました。

言ったからには刺繍せねば!ということで、花見で呑むビールをイメージして急いで刺繍することに。出来上がりを見て、「私、一番好きなビールがサッポロなんです!」と言ってもらえて一安心。実は刺繍しながら呑んでたビールがサッポロの赤星やったから、それを刺繍しただけなんですけどね。。

いつか福岡でポップアップないしなんかイベント参加できれば、またお会いしたいですね。がんばろかー。

2.ワンポイント刺し子 on ハット

こちらは壱岐出身のお姉さまより、お気に入りの古着ハットにちくちくしてほしいと依頼があり、アフリカ布を縫い付けた作品。アフリカンな雰囲気を強調したかったので、コートジボワール布を縫い付けた下部分に、赤と緑の刺し子糸でちくちくしました。

ノリのいい楽しいお姉様から「いいかんじ!」とお褒めの言葉を頂けてありがたや。いつかお会いした日に着ていたおしゃれなデニムシャツに刺し子する日を楽しみにしております。

あと、いろいろ教えてくれた古着屋さんほぼ忘れちゃったんで、またレモンチューハイでも飲みながらいろいろ教えてください!ありがとうございます in advance.

3.Golden Fish 刺繍 on 「サ」パーカー

旅食人(たびしょくにん)のサブちゃん。女性やのにサブちゃんの愛称で親しまれる彼女は「ハワイ商店」という店舗を持たず、旅するようにあらゆる場所で料理を振舞う、旅する料理人。

そんな彼女が着こなす、みなとやゲストハウスのオリジナル「サ」パーカーに、Golden Fishの刺繍を施しました。依頼自体はここまででしたが、私の気分がGo Hardだったので、手首部分にも勝手にちくちく。

初対面で意気投合したので、近々ハワイ商店とコラボできたらいいなーと想像してます。あと、そのハスキーボイスでスナックのママをやるサブちゃんも実はめっちゃ期待してます。よろしくね!

》》ハワイ商店:Instagram

4.Pizza 刺繍 on 猿岩ハット

壱岐島No.1ピザレストラン「PIZZERIA Potto」の女将から、お気に入りの猿岩ハットにピザの刺繍をしてほしいとオーダー。

ミスをすると生きて帰れないという緊張から、何度か失敗しながらもようやくできたピザの刺繍。勝手にチーズを垂らし、具材をさりげなく店名の”Potto”の字にして、ゴマすり大作戦。

結果、作戦大成功。生きて大阪に帰ることができました。なんて、冗談ばっかり書きましたが、ほんとは明るくてめっちゃ優しいゴッド姐ちゃん。そして、旦那のこれまた見た目と裏腹に優しいマスターが真心こめて作るピッツァがめっちゃ美味しいんよ。もし壱岐島に行くことがあれば、ぜひ行ってみてね!後悔させませんよ。

》》PIZZERIA Potto:Instagram

5.唐辛子&ネーム刺繍 on 香辛寮Tシャツ

これまた、みなとやゲストハウスのオリジナル”香辛寮”Tに、「私の名前を刺繍してください!」と、みなとやゲストハウスヘルパーのかのん様からオーダー。

当初は名前をローマ字とカタカナだけでしたが、「やっぱりスパイスを感じたいから辛い野菜の刺繍もよろしく!」と、スパイスをかけるかのように刺繍を追加。依頼されたら応えたくなるのが刺繍野郎の性。なんとか、ご期待に応えることが出来たかな。

その後の会話で、「私、ごく一部の知り合いにキャノンって呼ばれたことがあります。」と言ってたのは、次回は”キャノン Canon”で刺繍しろ、という遠回しのメッセージ?ぜひ、お待ちしております。

6.ヒラマサ&サラシニスト刺繍 on デニムキャップ

はい、真打登場。みなとやゲストハウスオーナー兼プロ釣り師のMr.漁志からのオーダー「ヒラマサとサラシニストをデニムキャップによろしく!」。ちなみに、サラシとは釣り用語で、波が磯に当たって砕け、真っ白に泡立っている場所のことだそう。

まず、ヒラマサとブリの違いの認識から始まり、刺繍すること2日。そして、サラシニストの文字を刺繍し、計3日ちょっとで完成。これまでの刺繍作品で一番の大作ができました。のちに知ったのですが、このデニムキャップはお気に入りだったそう。大きなミスがなくて一安心。

正直、ちょっと無理難題かと思いましたが、おかげさまで刺繍のスキルアップにつながりました。このキャップをかぶってヒラマサを釣って、私にたくさん振舞ってください!もしボウズなら、私の刺繍が悪かったということかな…なんて思ったり。なんとか、たのんます!

》》みなとやゲストハウス:Instagram

おまけ:「サ」し子 on 「サ」Tシャツ

壱岐島を離れる間際に、みなとやゲストハウスのオリジナル「サ」Tシャツにアフリカ布を使って刺し子を施した一品。

サイズはXL、オンリーワンのTシャツ。みなとやゲストハウスに眠らせているので、5月GW明けに欲しい方は直接言ってくださいね。

最後に

全部で7点も作ってたんですね。作ってるときは気づきませんでしたが、振り返ってみると案外多いもんですね。

また、GW明け~5月末までみなとやゲストハウスにヘルパーとして戻る予定なので、空き時間にサクッと出来る範囲で刺し子や手刺繍の依頼受け付けます。無理はしません。どうぞ、お手柔らかによろしくお願いいたします。ではでは。

by
関連記事