28歳で痛風になっても自分のプラスに変わる

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昨今、若い男の人でも痛風になる人が増えていると聞きますね。なんて言ってる私も痛風経験者で、まさかの28歳で発症した早熟タイプ。発症したときはめちゃくちゃ激痛で、痛風の「つ」の字も聞きたくないと思いました。

しかし、”28歳で痛風”の威力は絶大で、使い方によっては自分のプラスになります。という話を、20代で痛風になった、あるいは、尿酸値が高くて痛風の恐怖におびえている20代の方に、私の実体験をお伝えいたします。

痛風の恐れがない人には全く刺さらない内容なので、いますぐこのページを閉じて、ビール10リットルを胃に流しこんでください。

私が28歳で痛風になったときの話を簡潔に。

2020年4月30日、世間はコロナウイルスが流行し混乱の真っただ中。私の足にも混乱が生じてました。朝起きると、左足首に足をひねったような違和感がありました。

まだその時点では痛みがなかったので、あまり気にせずに朝の準備を済ませ、リモートワークに取り掛かりました。そして、夕方にすべての仕事を済ませ、夕食まで少しゆっくりすることに。

すると、仕事スイッチが切れて神経がリラックスしたからなのか、左足首に少しずつ痛みを感じ始めました。ふと、左足首を見ると、くるぶしの周りが腫れて真っ平に。

そして、夜7時に痛みがピークを迎えました。ベッドに転がりのたうち回る以外、なにもできず。トイレを行くにも激痛が走るので、右足ケンケンでなんとかトイレへ行き片足立ちで尿をすませ、玄関にあった傘を杖代わりにしてベッドに戻るのがやっと。

痛み止めを持っていなかったので、夜の7時から翌朝の7時まで12時間もひたすら痛みに悶え、ついに力尽きて眠りにつきました。

そして5月1日、GWに突入し世間はワクワク、でも私の足はズキズキで額に汗がだくだく。自宅から400m先の病院へ歩くことが出来ず、車で病院へ行き、痛み止めの薬をもらいようやく少しずつ痛みが治まってきました。

GWが終わるころには完全に痛みは鎮静化。GW明けの出社で上司や先輩社員に痛風のことを伝えると、皆笑い出し、中には握手を求めてくるものもいました。そう、彼らも痛風経験者なんです。

正直、28歳で痛風になったことは恥ずべきことかなと思いましたが、上司や先輩社員が笑ってくれたことに味を占め、痛風になった事実を隠さずにいくことを決めました。

その後、幸いにも現在まで痛風は再発してませんが、いろんな人に痛風になったことを伝えることで自分のプラスになることに気づきました。

「28歳で痛風」が自分のプラスに変わったこと

不要な酒を飲む必要がない。

私も含め、痛風になる方の大半はお酒が好きでしょう。しかし、いくらお酒が好きでも乗り気ではないときに飲むお酒ほど不味いものはないです。

こんな時こそ、きちんと言いましょう。「私、痛風なんでお酒やめときます。」

乾杯のビールを飲みたくないときは、「レモンチューハイでお願いします。」

そして注文後に痛風の経緯をちょっと言ったら、無理にお酒を飲ましてくる人はいないです。それでももし万が一お酒を飲ませようとする人がいれば、そんなやつとは縁を切りましょう。いい判断材料です。

話のネタにする

サラリーマンを辞めたあとも、バイト先や旅先で出会ったさまざまな方に「実は28歳で痛風なったことがあるんです。」と言うようにしてます。なぜなら、この一言でほぼ100%相手との距離が縮まるからです。これぞ、他人の失敗は蜜の味なんでしょうか。

ここで重要なのは、”28歳”の部分。日本全国で痛風になったことがある人は山ほどいますが、28歳までに痛風になった人は少ないです。”28歳”を強調して、他の痛風人と差別化を図りましょう。

ただし、1つ注意があります。痛風であることを過度にイジってくる人がたまにいます。こんな人の意見はスルーして、相手に「君、痛いやつやで」と無言のメッセージを送りましょう。

ダメな部分を見せることで人間関係が楽になる

実社会でも、SNSやブログなどの情報発信でも、なるべく自分がいいように見られたい、かっこよくありたいとの気持ちから虚勢を張ってしまい、なんとも残念な姿を見かけることってありますよね。私も痛風になるまでは虚勢張りまくって、冷ややかな目をされたことがごまんとあります。

相手にいいところを見せるのではなく、あえてダメな部分を見せることで、無理に頑張る必要がなくなって、リラックスして会話ができます。

ついでに、相手が「この人やったら私もダメな部分を言っても問題ないかな。」と思ってもらえればラッキー。あとは相手が話し出したら、うんうん頷いておけば大丈夫ですね。

結論、とにかく28歳(までに)痛風になっても隠さず公言すれば、むしろ自分のプラスになります。あとは、痛風が再発しないように気を付けることが大事ですね。

最後に一言

痛風の正しい解釈は、「風が吹いただけでも痛いから痛風」ではなく、「風が吹かなくても痛いから痛風」です(体験談)。

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