高野酢造「手間いら酢」でサバのきずし(しめさば)作ってみました。

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高野酢造の手間いら酢

さかのぼること半年前、とある用事で石川県を訪れたときに購入した「手間いら酢」。名前の通り、さっと酢の物が作れる、まさに主婦&主夫の救世主。

そんな救世主のお力を借りてサバのきずし(しめさば)を作ってみたので、その様子を綴っておきます。

今回のサバのきずし(しめさば)の作り方

用意したもの

  • きずし用のサバ 半身
  • 塩 適量(締める用)
  • 手間いら酢 150ml
  • 砂糖 大さじ1杯

作る手順

  1. サバを塩で2時間締める(べた塩)。
  2. 手間いら酢と砂糖とを鍋で火を入れ、沸騰直前で火を止め冷ます。
  3. べた塩したサバを2で漬け、1日冷蔵庫で置く。
  4. 3を取り出し酢を拭き取り、サバをラップに包みもう1日冷蔵庫で寝かす。
  5. 4を取り出し、骨を取ってカットしたら完成。

べた塩や酢締めの時間は好みですが、今回は酢締めしてたことを忘れて1日冷蔵庫で放置してしまいました。まあ、そんなこともあるよね。

サバのきずし(しめさば)を作る様子どん

今回の主役、和歌山県産の天然のゴマサバさん。一般的に、ゴマサバの身体はマサバより真ん丸だそうですが、今回のゴマサバさんはより一層真ん丸でめっちゃでかいです。

*天然サバはアニサキスが寄生している可能性があります。もし個人でしめさばをする際は、鮮度良好のしめさば用のサバを魚屋で買うことをオススメします。今回のゴマサバも魚屋でゲットしました。

今回のゴマサバさんが大きすぎるので、半身だけきずしにして、もう半身は塩焼きで食べました。

まずは塩締め、サバの両面にたっぷり塩を振って、冷蔵庫で2時間寝かせます。

その間に酢締めの酢を用意。救世主、手間いら酢のご登場。手間いら酢は石川県白山市の老舗酢造「高野酢造」の製品で、石川県民いわく石川ではポピュラーとのこと。

手間いら酢は米酢のほか、砂糖や昆布エキス、しょうゆなどが入っているから、まさにこれ1本でさっと酢の物ができますね。

ですが、手間いら酢を味見したところ、もうちょっとだけ甘みがほしかったので、今回は砂糖をプラスすることに。

手間いら酢が150mlしかなかったので、砂糖大さじ1杯だけプラス。

手間いら酢+砂糖を鍋に入れて、沸騰直前まで温めます。部屋中が酢のニオイで充満するんで、窓は全開でよろしく。

そしてすぐに冷やして、酢の準備は完了。

べた塩2時間後のゴマサバさん。

ええかんじに汗かいてます。

サバを水でさっと洗い水気を拭きとったら、酢締め用の容器に置きます。

手間いら酢を入れます。が、全身が浸からなかったので、キッチンペーパーを皮側に被せて湿布のようにしました。

ラップをして、冷蔵庫に1日置きます。

酢締め1日後のゴマサバさん。

しっかり酢を拭き取ってあげましょう。

そして、ラップで包んでさらに1日冷蔵庫で寝かせます。ラップはなるべく密閉するようにしましょう。

ラップで1日包まれたゴマサバさん。見た感じは1日前とあまり変わってないような。

骨と皮を取り除いたら、背と腹を半分にします。

背はそのまま、腹側だけ炙りました。

盛り付けて完成!おつかれさまでした。

ズームどん、いざ実食。やはり美味でございます。手間いら酢のおかげか、酸味がまろやかで食べやすいです。気づけばあっという間に完食、ごちそうさまでした。

また石川県に行って手間いら酢を買わなければ。と思いきや、高野酢造のオンラインショップがあるなんて、いい時代じゃあーりませんか。

>>高野酢造のオンラインショップ

最後に注意

もししめさばを作る際は、アニサキス(幼虫)がサバの腹や身についている可能性があるので、サバが少しでも怪しいと感じたら、加熱用にするか使用せず廃棄しましょう。

*アニサキスは冷凍(-20℃で24時間以上または-18℃で48時間以上)、もしくは加熱調理(中心温度60℃で1分以上)でしか死滅しません。酢締めでは死なないので、くれぐれもご注意ください。

尚、しめさばを作る際はすべて自己責任でお願いします。

*参考ページ:海の幸を安全に楽しむために ~アニサキス症の予防~(農林水産省HP)

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