バックトゥーザ・2024年8月、長崎は対馬へ観光に行ったときのお話。
「対馬いくならホテルより民宿よ~」と、壱岐のとあるお方からの推薦があり訪れたのが「吉栄」です。
吉栄は対馬の千尋藻地区の海の目の前にございます。
というのも、吉栄はイカ漁師ファミリーが営んでいる民宿なんです。なので、夕食が海鮮メインで美味しいと評判なんですって。
肉より魚派の私にはたまらんぞ!
てなことで、おじゃまします。
こちらが宿泊部屋。和畳の香りでリラックス。この日は私だけ宿泊だったのか、奥の部屋にある冷蔵庫を使わしてもらいました。
夕方に着いてすぐにお風呂を準備してくれ、「お食事までにお風呂でごゆっくりなさってください」と最高のおもてなし。
お言葉に甘えてゆっくり湯船につかり、ぽかぽかになった身体を冷やそうと水を飲んでると「夕食が出来たので、夕食のお部屋にいつでもお越しくださいね」と女将。
夕食どん。海鮮最高。
刺身もあるしー
お寿司もあるしー
天ぷらもあるしー
対馬の名産、ヒオウギ貝もあるしー
これはなんやったかな。忘れました。
茶碗蒸しもあるしー
さらには、対馬の郷土料理「ろくべえ」もあるんだなあ。
「ん、ろくべえってなんですか?」
「ろくべえは、さつまいもの粉と山芋をこねて作るうどんみたいな麺料理なのよ。これがそれを乾燥させたものね。」
「この生地を水でやわらかくして、この道具でところてんみたいに押し出して麺状にするの」
と、ご丁寧に道具と生地を持って来て、ろくべえの説明をしてくれました。大変勉強になりました。
さて、海鮮ときたら日本酒でしょ!と、吉栄に来る前に仕込んだ、対馬唯一の酒造「白嶽」を飲もうと思ったそのとき…
「うちはサービスでドリンク一杯ありますので、お銚子用意しますね。白嶽は持って帰ってお家で楽しんでください」
女将改め女神に感謝申し上げ、一滴残らず頂きました。ごちそうさまでした。(ドリンクサービスは現在あるかは確認してください)
そして、食事を終え満足して眠りにつきました。
一泊二食付きで予約したので、翌朝もごはんを頂きました。朝から干物は贅沢ですな。ごちそうさまでした。
朝食を食べ終え目の前の港を散歩し、お腹が落ち着いたころに吉栄をあとに。
対馬の海鮮をたらふく頂き、そして女将の優しさに包まれ、まるで実家に帰ってきたようなぬくもりを感じさせてくれました。
また対馬行くときはよろしくおねがいしますね。