「屏東の霧台は原住民が住んでて自然が多いから、行ってみた方がいいよ!」と台南人にオススメされ早数か月。そして、先日ついに霧台へ行ってきました。
出発前日まで「霧台?よく分からんけどなんとか行けるやろ!」と思い、あまり何も調べずにいると、ちゃんと調べた方がいいとアドバイスされたので渋々調べることに。
すると、台南→霧台の行き方に関する情報(日本語Ver)があまりなかったので、今回私が台南から霧台へ台湾鉄道&バスで行った方法をまとめておきます。私みたいな超楽観的な人のお役に立てば幸いです。
今回の台南→屏東・霧台 台湾鉄道&バス乗換プラン(平日)
台南→屏東:台湾鉄道 自強號EMU3000(通称:新自強號)、6:30 台南発→7:27 屏東着
屏東→霧台:屏東客運(バス) 8233線、7:47 屏東発→9:22 霧台着
注意点
新自強號は乗車前に指定券を購入する必要あり。できれば前日までオンラインか駅の券売機で購入しておきましょう。もし乗車券を購入せず乗車すると、通常運賃の50%分を追加料金(ペナルティ)として支払う必要あり(→私が今回犯したミスです)。
屏東→霧台の屏東客運(バス)は一日3便のみ。最新情報は「屏東客運HPの8233(屏東-霧台)ページ」をご確認ください。
屏東→霧台のバス内で、「入山申請書」を記入する必要あり。入山申請書の記入事項の一つに、海外旅行の方は旅券番号を記入する必要があり、万一提出を求められたときのために、パスポートを持ってくることをオススメいたします。
先日私が台南から屏東・霧台へ台湾鉄道&バスで行った様子を、注意点も含めて写真でおさらいします。よかったらご参考にどうぞ。
台南から屏東・霧台へ台湾鉄道&バスで行く方法を写真でおさらい。
6時過ぎに住み込み先のゲストハウス(はむ家)を出発。まだ薄っすらとお月さんが見えますね。
台湾鉄道台南駅の横にあるセブンイレブンでコーヒーを購入。まだ頭が目覚めてません。
台湾鉄道台南駅に到着。朝早いのに意外と人が多い。
6:30 台南発の新自強號に間に合ったので、ゆっくり歩いて乗車。この時、交通カード(悠遊カード)で改札通過し、新自強號の乗車券を購入するのを忘れて乗車してしまいました。
新自強號の車内。一般シートで2席×2列の計4席。かなりゆったり座れます。新自強號の詳細は、台北ナビ(外部リンク)の特集ページがとっても参考になりますのでどうぞ。私も乗車前に見ておけばよかった。
と、ここで靴裏になにか茶色い葉っぱが付いているのに気づき、手で取ろうと思ったら、1円サイズのうんこでした。運がついているのか、ついていないのか。車両のトイレで靴をきれいにしたあとに、すぐ乗務員がやってきました。
乗務員に乗車券を持っていないことを伝えると、その場で現金支払し臨時チケット(補票)を購入することに。通常料金153元+ペナルティ(加収)77元、計230元。まさに泣きっ面に蜂。でも、無事列車に乗れたのでOKとしよう。
屏東駅に到着。なにかと思い出に残った新自強號の初乗車体験でした。ええネタになりました、おおきに。
臨時チケット(補票)の場合、改札を通る前に補票室にて臨時チケット(補票)と悠遊カードを渡しましょう。これで悠遊カードのリセットが完了し、改札通過券をもらえるので、改札口で改札員に渡して駅から無事出ることが出来ました。
屏東駅の改札を出たら、北出口(光復路)へ出ます。
台湾鉄道屏東駅を向かいの道路からパシャリ。
少しズーム。どでかい駅ですね。でっかいどう。
その横にあるこちらの建物が屏東駅バス停です。
屏東駅バス停もちょっと大きいですね。では突入。
屏東駅バス停内でトイレを済ませバスを待っていると、3番のりばに霧台行のバス:8233線がやってきました。ちなみに、屏東駅バス停内にコンビニがあるので、飲み物など買っておいた方がいいですよ。出発したらなんも買えないので。
車両の扉横に大きく「8233 屏東-霧台」の文字。これを見て確認すれば問題なし。
悠遊カードが使えるので、事前にチケット購入の必要はございません。ご安心ください。
2列+1列、計3列。いわゆるマイクロバス。
座席間は狭すぎずええかんじ。
座席上に送風口2つと下車ボタン。
平日の朝だからか、運転手と私と他の乗客1名の計3名で出発。あゝ快適。
乗車して40分ほどすると、いかにも南国っぽい木が現れます。そういや、他の乗客1名は知らぬ間に下車してました。
霧台へ向かう途中、運転手から「入山申請書」を手渡され、記入するよう求められました。記入事項は「名前・性別・生年月日・*ID番号or統一番号・人数・電話番号」です。
*私はワーホリだったので統一番号を所有しており統一番号を記入しましたが、海外旅行の方は旅券番号を記入しましょう。万一提出を求められたときのために、パスポートを持ってくることをオススメいたします。
入山申請書は三徳検査駅で運転手が検問所に提出して申請完了。今回は霧台行きの乗客は私一人だけだったのでスムーズでしたが、多国籍の乗客なら少し時間がかかるかもしれませんね。
さて、三徳検査駅を出発し霧台へ。さらに景色がきれいになってきました。
道中の端から、集落がぽつり。
屏東駅を出発してから1時間40分程で霧台へ到着。ご苦労様でした。
バスはUターンして、屏東行きに変更。
霧台のバス停付近にトイレがないので、バスが止まっていた横の店でトイレを借りることに。
トイレから見た風景。自然豊かで絶景。
お店をあとにして、早速観光に出かけるのでした。
最後に…
ざっくりではありましたが、屏東・霧台へ台湾鉄道&バスで行く方法 in 2023秋を紹介いたしました。霧台は自然豊かで原住民のアートがたくさん見られる、雰囲気の良い場所なので、是非一度訪れてみて下さいね。
ただ行く際は、台湾鉄道のチケットの買い忘れ(新自強號の場合)や、1円サイズのうんこを踏まないなどお気をつけ下さい。ではでは。