好きなことだけを発信する理由

結論、私は好きなことしか出来ない人間だからです。

きっかけは営業マン5年目を迎えたGWの初日でした。その日、28歳でまさかの痛風を発症しました。シングルベッドに転がり、激痛に耐えながら天井を見ているときにふと感じたこと。

「俺の人生、こんなかんじで終わっていきたくない。」

その後、社会人を5年したのちノープランで退職。しかし、すぐにやりたいことが見つからず、1年弱のニート生活。そんなある日、思いつきで行った1人旅で立ち寄った香川・高松で、個人居酒屋の店主と話している時の一言が心に残りました。

「高松で獲れた魚は、ほとんど東京の方に持っていかれて、高松にはあんまりいい魚が残らへんねん。」

へぇーと思いながらも、「自分は魚を食べることが好きやのに、魚のことを知らないどころか、捌くことすら出来へんのはなんか情けない」と感じ、その旅の直後に魚屋のバイトへ応募。そして無事採用され、魚屋でバイトすることに。

魚屋と言うと、3K(汚い、きつい、臭い)と言われるほどキツイ仕事らしいですが、私はあまりそんなことを感じることなく、自由気ままに楽しく魚を捌かせてもらいました。

当時の魚屋の社長や店長からはどうせすぐにやめるだろうと思われてたそうですが、結局1年ちょっとその職場で働きました。ではなぜすぐにやめなかったか、それは魚が好きだから。つまり、自分の好きなことだったから、一見つらいこともあまりつらいと感じず過ごせたのです。

一方、営業マン時代は社内外問わず飲み会がほぼ毎週あり、かつ1年目から日本全国へ出張に行かせてもらったおかげで、普通のサラリーマンでは経験できないであろう”美味しい”思いをたくさんしました。ただ、仕事内容は同じことの繰り返しで新鮮味が皆無。それゆえいつもやる気なしのポンコツ社員でした。結局、その仕事が全く好きではなかったんです。

その経験から、自分の中に確固たる信念が出来ました。

「自分の好きなことしか俺にはできへん。やから、自分の好きなことに注力しよう」

結果、いまでは好きなことをして生きてます(その一方、現時点ではうまくマネタイズはできてませんが)。けど、結局好きなことしか出来ないのが私なんです。そう、不器用なんです。この先の人生どうなるかなんて、なんも考えてません。

きっと世の中にはいろんな人がいるでしょう。もし、私のように好きなことだけしていたい不器用な人がいたら、その人がこのブログを見たときに「こいつもアホやな」とツッコんでクスっと笑ってくれたら十分です。正直、好きなこと書いてるだけでメッセージなんてないんで。

まあいろいろアホで変な表現があると思いますが、お手柔らかにどうぞよろしくお願いします。という、いつもながら着地点がふらふらな文章でした。ではでは。

by
関連記事