おちょこに浸かるほろ酔いクジラの刺繍キャップを作りました!
これまでは刺繍をするだけでその先を考えていませんでした。そろそろ製品化に向けて形にしたいと思い、まずは刺繍キャップを作りました。
今回は第1弾、盃を持って乾杯する手を刺繍しようと思ったら、いつも通り脱線していき、気づけばクジラまで刺繍していた!というお話を、どうぞご覧くださいませ。
今回の刺繍あれこれ
刺繍デザインはこんなかんじ
この手のデザインは以前、HANGOVERのカバンに刺繍したデザインと同じです。今回はスマプリ(水に溶ける転写シール)に描かず、フリクションペンで布に直接描きました。
まずはアウトラインステッチで手と指の輪郭を縫いました。糸はいずれも2本どり。
その後、サテンステッチで手と指と爪の内側を埋めました。糸はいずれも2本どり。
はい、ここから脱線です。ふと、手の後ろにおちょこを刺繍したらおもろいんちゃう?と思いついたので、おちょこを描きました。
おちょこの容器は白色、お酒(おちょこから溢れている液体)は水色です。縫い方はサテンステッチ、糸は2本どりです。
おちょこを縫い終わったあと、またまた思いついちゃいました、「クジラをおちょこに浸けよう!」。
はい、浸かりました。ほろ酔いクジラさんはサテンステッチ、糸は2本どり。潮吹いて酒!は違うと感じたので、縫いませんでした。
続いて、布からクジラを切り取りまして…
裏側に手芸用ボンドをたっぷり塗りまして…
キャップの前部分に貼りつけます。
クジラと端切れの間を縫って、クジラをキャップに縫い付けます。あとは端切れを切り取ったら完成…
かと思いきや、めちゃくちゃ汚くなってもうたやないかーい。このままでは終われないので、クジラの周りを刺繍して、キレイにしていくことに。
クジラの刺繍部分に裏から針を入れ、外側(キャップ側)に糸を通し、なんとか修正完了。
なんとか大丈夫でしょう。疲れたど。
あとは、キャップのよごれ部分を隠すために、ハートの潮吹きでごまかして完成。おつかれさまでした。
今回使用した刺繍糸と使用場所
今回使用した刺繍糸は、COSMOの25番で7カラー。
- 黒(#600)目
- 白(#100)おちょこ
- 薄いピンク(#2111)ハート潮吹き
- 濃いピンク(#234)爪
- 赤(#346)ほっぺ
- 薄い水色(#214)クジラ
- 濃い水色(#2412)酒(おちょこから溢れてる液体)
あらためて、刺繍の出来上がり!
なんとか、刺繍キャップが完成しました。失敗点が多かったので、次回からは、布に刺繍してからキャップに縫い付けるのではなく、キャップに直接刺繍する方がきれいに仕上がりそうですね。
それにしても、手縫い刺繍はいつも計画通りにはいかないですな。まあ、自分の人生すらまともに計画したことないんやから、そりゃそうなるよね。さて、続いてはなにを作りましょうか。ではでは。
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