先日、Instagramでとろろ昆布を使った魚の昆布締めの投稿を発見。
早速マネしようととろろ昆布を購入し、原材料を見てみると…

昆布以外に、醸造酢やアミノ酸、甘味料等が含まれていると初めて知りました。
そこで、あることを企みました。
「サバをべた塩してとろろ昆布で巻いたら、きずしできるんちゃう?」
そう、サバを酢で浸ける手間を省けるとみたのです。
てなことで、早速試してみました。どん。
今回の材料
- サバ 半身
- とろろ昆布 たっぷり
- 塩 たっぷり
たったこれだけ、超シンプル。
今回の手順
- サバを三枚おろしにして骨と皮を取り除く。
- 1をべた塩して2時間放置。
- 2を水でさっと洗い水気を拭き、とろろ昆布とラップで包む。
- 一晩置いたら完成。
超絶楽ちん。ではこの様子を写真でどん。

今回の主役、和歌山産のサバさん。

三枚おろしして、べた塩して冷蔵庫で2時間放置。

2時間後。

ええ汗かいてますな。水でさっと洗って水気を拭きとりましょう。

そして、腹骨・血合い骨・皮を取り除いておきます。

では、とろろ昆布締めの準備。とろろ昆布 on the ラップ。

そこにサバさんダイブ。

そして、とろろ昆布のお布団で優しく包みます。

一晩冷蔵庫で寝かせます。おいしくなるんやぞ。

一晩経ちました。

半分はそのまま食べて、もう半分はとろろ昆布を外して食べます。

取れた。あとはカットしたら完成。

どん。いざ実食。

まずはそのまま。はい、塩辛い!

続いてとろろ昆布サバ。はい、塩辛い!

強硬策として炙ってやりました。
はい、塩辛い!あと、とろろ昆布は焦がしたらあかん。
では結論、サバのきずしはきちんと酢でしめて作りましょう。
余計なことはすんな。以上。
そして、今回のサバが塩辛かった原因ですが、
和食専門ウェブマガジン「WA・TO・BI」のあるページに書いてます。
「サバの表面にたっぷり塩気がある状態で酢に漬けると、酢と身の塩の濃度に差があるため、これを均一にしようという作用が働きます。そのため、塩は酢に流れ出るのです。」
つまり、今回はサバの塩分が酢に流れ出なかったから塩辛かったわけですね。
これまた勉強になりました。ありがとうございます。
サバのきずし好きの方は、以下の外部ページが最高です。ではでは。