台南の新定番「黄金蕎麦探索館」で黄金蕎麦と蕎麦ビールを喰らおう!

台南の玉井といえばマンゴー産地としても有名ですが、どうやら最近は蕎麦も有名との噂を聞きつけたので訪問しに来たのが「黄金蕎麦探索館」。観光向けの工場とレストランの2階建てで黄金蕎麦がお待ちしてくれてます。蕎麦はコシがあってつるつる食べれるし、それを蕎麦ビールで流し込めばもうたまらんっ!という様子をどうぞ。

黄金蕎麦と蕎麦ビールってなんかそそられるよね。

さて、台南は玉井のバスターミナルから歩いて20分。民生路~中正路~内山公路をまっすぐ歩けば到着します。それにしても、広い道沿いに建物があまりないのでほんまにあるんかなー、と少し不安になりますが大丈夫です。

「台湾黄金蕎麦」の文字が見えますがここは入り口ではないので、道沿いをもう少し進みます。

ここまで来たら専用駐車場を中に入っていきます。

駐車場奥の右側にそっと佇んでいるこの扉が入り口です。1階は観光用の工場だそうですが、今回の目的は黄金蕎麦が食べることなのでスルー。直接2階へ上がりました。

2階の入り口を入ると、どでかい4文字と飾り物たちがお出迎え。ニーハオ。

帰ってからホームページを見て確認してみたところ、元々ごま油を製造・販売していた会社が、独自に蕎麦の黄金比率を開発して蕎麦の製造を開始したのが始まり。その後、その会社が蕎麦の製造・加工を行う会社:台灣黃金蕎麥有限公司を2008年に創設したそう。蕎麦は無農薬で自然栽培だそう、安全安心ね。

OEMや他のレストラン向けに原料を卸したりもしてるんですね。台湾で人気なんですな。

壁にはたくさんのサインがずらり。

こちら、黄金蕎麦の原料でございます。香ばしい色してますね。

それではレストランへ向かいま、、、お!まさか。

これはもしや。

蕎麦ビール!はじめまして、ついに出会えましたね。早く座席について注文しよう。

では着席して注文、今回は蕎麦胡麻冷麺定食(220元)と蕎麦ビール(150元)を注文。お代は先払い、代金の10%がサービス代として加算され、今回は計407元(2,000円弱)のお支払い。

注文時、店員さんから何度も「蕎麦胡麻冷麺定食は日本の蕎麦つゆと違って、ごまだれやけど大丈夫?」と聞かれました。それが食べたいから注文してるんよ、お気遣いありがとう。台南人はやっぱ優しいね。

まずは蕎麦茶とおかきがやってきました。いい香り!

蕎麦と海苔が入ったおかき、そして海苔に挟まれた蕎麦のおかき。両方ともほんのり甘くておいしいね。

と言っていたら、黄金蕎麦ビールのご登場。いらっしゃいませ。

ここで選手交代のご案内。「蕎麦茶 Out、蕎麦ビール In。」

お先に乾杯!うまい!炎天下の下、歩いた甲斐がありますな。ビールの味はクラフトビールらしく飲み口はスッキリ、後味はすこしガツンと効いてきます。ただ正直言うと、蕎麦の風味はあまりしないかな。でも、蕎麦を待ちながら飲むビールは格別ですな。

なんてつぶやいてたら、マンゴーがここで登場。マンゴーとおかきとビール、すんごい組み合わせ。

蕎麦胡麻冷麺定食

マンゴーをいつ食べるか悩んでいると、ついに黄金蕎麦がやってきました。マンゴー君よ、きみはまたあとで。

蕎麦とごまだれ一緒にズームどん!つやつやでたまらんね、食べちゃおう。

いただきます。んー、そばの弾力すごいね!日本の蕎麦よりもコシがつよい気がする。ごまだれも濃厚で美味し、この味は少しそばつゆで割っているな、おそらくごまだれ:そばつゆ=7:3。当たってるかな。

続きまして、上のお揚げさんやお野菜さんたちをいただきましょう。

ごまだれにつけてズルズルとすすります。お揚げさんはまるでどん兵衛のお揚げさんってくらいしっかり味ついてるから、味がごまだれにも負けてないね。

それでは蕎麦以外もいただきましょう。まずはだいこん、醤油ベースで炊かれていてどこか日本っぽい味付けでええかんじ。

続いてきくらげ、こちらはピリ辛。ビールによく合うように味付けされているぞ。これはビールをたくさん飲ませようと黄金蕎麦探索館が仕掛けた罠やな。わたしゃ騙されませんよ。

そしてきのこのお吸い物。あっさり薄味でいいね!濃い味付けが続いたころにお吸い物で口内をリセット。そしてまた蕎麦を食べ進める、ナイスなコンビネーション。あっという間に蕎麦を完食しちゃいました。

そして最後は奶酪(nǎi luò)、中国語でパンナコッタです。

パンナコッタのしっかりした食感と上にのっている黄金蕎麦のカリカリがいいね。

いどれもおいしかったなー、ごちそうさまでした。ちなみに蕎麦を食べ終わったら怒涛の早さでお盆を下げられました。海外あるあるかな。

レストラン横におみやげ屋が併設されていて、黄金蕎麦や蕎麦茶、蕎麦のおかきやごまだれなどが購入できます。しかもここだけ限定でお安く販売されているそう(それゆえ内部は写真NG)。

そしてお店を後にすると、どでかい看板のおやじと目が合いました、たぶん創業者やろうね。また来たときはよろしくねーっとそっと伝えて、黄金蕎麦探索館をあとにしたのでありました。おしまい。

>>お店:黄金蕎麦探索館 Google Map)

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